Quality品質管理
品質管理体制
国際基準「ISO22716(GMP)」に準拠した品質管理体制を構築し、原料の受け入れから製造・出荷まで、品質チェックを徹底。常に安定した品質の製品をお届けできる体制を整えています。
製造環境においても、クラス10万の清浄度が保たれたクリーンルームをはじめ、空中浮遊物の捕捉・収集・分析や、毛髪・繊維・粉塵のモニタリング調査を実施。目に見えないレベルまで異物混入リスクを排除し、クリーンな環境を維持しています。
こうした高度な品質・環境管理により、国内外の厳しい基準にも対応可能。多様なグローバルニーズにも応えられる、信頼性の高い製造体制を確立しています。
また、定例会議によって情報共有を徹底し、品質向上への継続的な取り組みを行っています。
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- 国際規格の認証
- ISO22716の取得
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- グローバル要求
- 国内外の工場で
ハラール認証を取得
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- トレーサビリティ
- ロット管理の徹底
カメラによる映像記録
各工程で徹底した品質管理
全工程における厳格な品質管理に加えて、「原材料・中間製品の使用可否」と「製品の出荷可否」を管理している“ゲート機能(Quality Gate System)”の運用により、高い品質保証体制を確立しています。
PHASE商品設計
- 容器試験
- 輸送試験
容器試験
容器の材質と内容物(バルク)の適合性を検査し、製品の安全性を確認して、品質を維持できるか評価します。
輸送試験
また、輸送中に起こり得る振動や衝撃に耐えられるかを検証し、流通過程でも品質が維持されることを確認します。
- X線
- プッシュプルゲージ
- マイクロスコープ
- FT-IR(フーリエ変換赤外分光)

PHASE原材料受入
- 受入検査
受入検査
入庫した原料や資材が、規定された品質基準を満たしているかを検査し、合否結果をシステムに登録。
包装資材は「受け渡し時」、「受け入れ時」の2段階でバーコードスキャンによるチェックを実施し、間違ったものが工場内に入らない仕組みを構築しています。
- 受入検査システム
- 2段階照合システム

Quality Gate System
PHASEバルク製造
- 誤投入防止システム
- 医薬品製造レベルの衛生管理
誤投入防止システム
原料誤投入防止対策としてハンディスキャナーによる誤投入防止システムを導入。人間による目視確認と組み合わせた2重のチェック体制で「間違いない原料を間違いない量、間違いないタンクへ投入する」ことを実現しています。
医薬品製造レベルの衛生管理
医薬品の製造経験からの学びを品質向上策として取り入れています。
- 誤投入防止システム
- 録画も可能なライブカメラによるモニタリング
- 製造設備の洗浄・殺菌バリデーションに基づく衛生管理

PHASEバルク確認
- バルク検査
バルク検査
充填前の中間製品(バルク)の品質や物性を検査し、規格適合を確認したものだけを最終工程に進めています。
- 物性値検査
- 外観試験および官能試験

Quality Gate System
PHASE充填
- 検品体制
- 検品装置
- 静電気除去装置
検品体制
工場検品システムにより、仕様書で指定されたバルク・資材に適合していることの確認とバルク検査・受入検査で合格済みかをチェックしてから使用することで、作業品質を担保しています。
目視検品と多くのカメラ検品・センサーを用いたダブルチェックによる品質管理を徹底しています。
検品装置
カメラ検品にはロット、異品種混入防止カメラ(ロゴ)、アテンション・バージンシールの有無、バーコードリーダーなど、センサーは高さセンサー(キャップ斜め締め防止)、金属検知器があります。
静電気除去装置
充填包装ラインに静電気除去装置の設置して、 容器、ラベル、ポンプなど異物・埃の吸着を防止しています。
- 工場検品システム
- 異品種混入防止カメラ(ロゴ)
- 静電気除去装置
- 高さセンサー(キャップ斜め締め防止)
- 金属検知器

PHASE完成品検査
- 最終製品検査
- 出荷判定
最終製品検査
製造の各工程ごとに定められた基準に基づき検査を実施し、安定した製品品質を維持しています。
出荷判定
製造管理記録及び品質管理記録の確認、試験結果の確認、逸脱の有無と措置対応の確認、原材料等又は製品の品質、有効性及び安全性に関する情報の確認を行い、厳しい品質基準を満たした製品だけが合格となります。
合否の結果は製品検査システムに登録し、出荷時に出荷判定の出ていない製品が出荷されることを防ぎます。
- 充填量確認
- ロット印字確認
- 菌検査
- 開栓トルク確認
- 異物確認
- 有効成分分析

Quality Gate System
PHASE出荷
- 誤出荷防止システム
誤出荷防止システム
製品出荷時の誤配送を防ぐため、ハンディターミナルを用いた物流システムを導入。
製品のQRコードをスキャンすることで製品情報をリアルタイムで照合し、正しい商品を正確な数量で出荷することを実現しています。
また、出荷判定が完了していない製品は処理できない仕組みとなっており、「安全・安心」が確認された製品のみが市場に渡されます。
- QRコード付き現品票
- 誤出荷防止システム

PHASEサポート
- トレーサビリティ
トレーサビリティ
製品ロットサンプルは適切に保管され、社内知見の共有で品質改善に活かされています。これにより、納品後も迅速・的確なサポートを提供し、お客様に安心して製品をご利用いただけます。
- 製品ロットサンプルの保管
